「理想の暮らし」を実現するための1歩目は、最大の望みを明確化すること

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建築士ブロガーの DOLLY です。

 

ヒトデさんのこの記事、めちゃくちゃ納得しました!

www.hitode-festival.com

 

「もう本間この通り……これが目指すべき境地………」てなりながら読みました。

そしてパッと思ったのは、まずは自分にとっての「理想の暮らし」を明確化することが大事なんじゃないか、ということでした。

 

その後も、この「理想の暮らし」というワードが頭から離れず、仕事中も家に帰ってからもずっと考えていました。 

 

結局のところ、「理想の暮らし」を考え出すとキリがなく、ありとあらゆることを望んでしまいます。

そうすると、もう何から手をつければよいか分からなくなるので、まず1歩目に何をするべきか考えてみた結果、出てきた答えは「最大の望み」を明確化することでした。

なぜ、この答えに行き着いたかをまとめました。「理想の暮らし」について考えるキッカケにしてもらえればと思います。

 

 

1.自分の言葉で「理想の暮らし」を説明できるか?

 

あなたの「理想の暮らし」はどんなものですか?

  • 「お金持ちになって、贅沢をしたい」
  • 「世界中を飛び回って、仕事がしたい」
  • 「会社員をやめて、フリーランスになりたい」

人によって様々だと思います。それこそ100人いたら100通りの「理想のくらし」があるはずです。

 

 

ここでひとつ質問です。

あなたは、思い描いた「理想の暮らし」について自分の言葉で説明できますか?

本当に望んでいるのであれば、具体的なイメージを持って話ができるはずです。

 

はじめの例で考えてみると、これくらい具体的に言えると思います。

  • 「将来は、絶対に都内のタワーマンションに住む。車はランボルギーニを買うつもり。週末には別荘で過ごしたい。友人を呼んでホームパーティをするのもアリだな。夏にはクルージングがしたいから、海辺に別荘を建てよう」

 

  • 「このまま先の見える仕事を続けていたら、俺の目指すキャリアは掴めない。次に海外勤務の募集が出たら、必ず応募しよう。プロジェクトを成功させて、それを足がかりにまた別の国でも働きたい。もし、今の会社で海外勤務が続けられないなら、転職も視野に入れておこう」

 

  • 「私には会社員としての働き方が性に合わない。それよりも自分のやりたいことを仕事にしたほうが楽しく働けると思う。学生のときはデザインの勉強をしていたし、社会人になってからも趣味でずっと続けているので、そっちの方向で仕事を探してみよう」

 

もし「理想の暮らし」を自分の言葉で説明できないのなら、それはあなたが本当に望んでいるものではない証拠です。 

 

2.羨ましいと感じたら「線を引く」

 

それでは、なぜ本当に望んでいる訳ではないものを「理想の暮らし」として思い描いてしまうのでしょう?

 

僕は、「他の人を羨むことで、自分の望みがボヤけてしまうこと」が原因だと考えます。

 

他の人を羨むこと自体は、何も悪いことではありません。

その結果湧いてくる嫉妬のような「負の感情」も、時に自分を突き動かすパワーになるので、僕はうまく付き合えばいいと思っています。

 

ただ、他の人が持っているもの、置かれている状況が、自分にとっても良いものだと安易に判断しないでください。

となりの芝生を見ていませんか?それは本当にあなたが望むものですか? 

 

これからは、羨ましいと感じたら「線を引く」ようにしてください。

 

自分が本当に望むもの / 他の人にとって良いこと

 

一度「線を引く」ことで、客観的に自分にとって必要なものかどうか考えることができます。

自分が望む「理想の暮らし」に不純物が入らないように注意してください。

 

3.まずは「最大の望み」を明確化する

 

「線を引け」と言われても、頼るものがなければ難しいと思います。

ここで「線を引く」ためのガイドになるのは、あなたの最大の望みです。

 

2番目、3番目の望みは横に置いておいてください。

「理想のくらし」を実現したいのであれば、あなたが最も優先すべきは最大の望みを明確化することです。

 

あなたが望むものは、すべてこの最大の望みを達成するための布石に過ぎません。

言うなれば、最大の望みが「目的」で、その他の望みはすべて「手段」であるということです。

 

目の前のことばかり追いかけていると、「手段の目的化」が起こりがちです。

それを防ぐためには、最大の望み(=目的)を明確化する必要があります。

 

また、最大の望み(=目的)を達成するためには、その他の望み(=手段)を見誤ってはいけません。

そのためには、「線を引く」ということを常に意識しておいてください。

 

4.最後に

「理想の暮らし」を実現するための1歩目について考えてみましたが、参考になったでしょうか?

ポイントは、「手段の目的化」を防ぐために、最大の望み(=目的)を明確化することです。

あなたが「理想の暮らし」ついて考えるキッカケになれば嬉しいです。

 

まとめ

  • 自分の言葉で「理想の暮らし」を説明できるか確認しよう
  • もしできないなら、それは本当に望んでいるものではない
  • 他の人を羨むことで、自分の望みがボヤけてしまう
  • 羨ましいと感じたら「線を引く」ことで、必要かどうか判断する
  • 「線を引く」ためのガイドになるのは「最大の望み」
  • 最大の望みが「目的」で、その他の望みはすべて「手段」
  • 「手段の目的化」を防ぐために、「最大の望み」を明確化しておく